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入門編:決算書のポイントを駆け足でチェックしよう

8. 3つの決算書には関係があるの?

貸借対照表と損益計算書に加え、キャッシュフロー計算書が登場したことで主な決算書は3つになりました。この3つに記載される数字は互いに連動し、会社の経営状態を表しています。

従来の「貸借対照表」、「損益計算書」に「キャッシュフロー計算書」が加わり、主な決算書は3つとなりました。

(1)貸借対照表は会社がどこから営業活動に必要な資金を調達し、何に使っているかを示しています。(2)損益計算書は会社が1年間でどのくらい儲けたかを表しています。(3)キャッシュフロー計算書ではどのような原因でお金が増えたか減ったかを示しています。

このように、3つの決算書の役割はそれぞれ異なっています。しかし、3つの決算書は「損益計算書がよくなると貸借対照表もよくなります。キャッシュフロー計算書がよくなれば、さらに貸借対照表がよくなります…」という関係になっています。

つまり、キャッシュフロー計算書が登場したことで、1つの決算書がよくなることで、他の決算書も改善されるというサイクルができました。3つの決算書に記載される数値は互いに連動し、3つの決算書を全体的にみることで、会社が儲かっているかどうか、正しく判断できます。

ここで会社の経営状態を判断するためにはそれぞれの決算書で指標となる比率を1つずつ、つまり3つの比率をチェックすればよいのです。そしてこれらの指標は5つの項目で努力すれば全て改善されます。この単純な関係が決算書を身近に引き寄せたといえます。

また、今までの貸借対照表や損益計算書の数値だけでは、専門的な知識を持ったプロでないと会社の経営状態を正しく判断することは難しいものでした。

しかし、キャッシュフロー計算書が登場し、会社にどのくらいの現金や借金があるのかが一目瞭然となったことで、一般の人にもいい会社なのか悪い会社なのか、わかりやすくなりました。

つまり、難しくて馴染みのなかった決算書が、意外と簡単に理解できる、身近なものとなったわけです。最近、決算書が面白くなり、注目されるようになった理由はここにあります。

3つの決算書は互いに連動している

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